未だ難民が増加している中東。特にシリア。われわれ現在の日本人には、とても想像できない生活を余儀なくされている一般市民が止まないです。
そんな人々の為に、IKEAがシェルターを作るとこうなった...
これは、IKEAの『難民のための家』という企画です。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の協力のもと、IKEA Foundationが資金提供をし、スウェーデンの非営利財団Better Shelterがデザインしたとのこと..
内装は、こんな感じ..
我が家を無くしてしまった方々にとっては、非常にありがたいことではないでしょうか。
私も東日本大震災で、非難を余儀なくされた経験があるので、この企画は非常に良いことだと思っております。
非難時のプライベート空間の確保は重要です。プライベート空間が確保されるだけで、格段にストレスが軽減されます。
また、非難民にとって重要なのは、水・食料・衛生です。これらが充分であれば、最低限の生活ができると思います。
今後とも、この活動は続けてほしいですね。
そして、自然災害は防ぎようが無いところがありますが、戦争はしなければ難民は発生しないわけですから、争いの無い世界を望みます。
シェルターの特徴
- ベター・シェルターは、武力紛争や迫害、自然災害から逃れてきた難民の住居としてデザインされたもので、難民特有のニーズを考えてつくられています。
- 耐用年数3年(従来の難民用テントの6倍)
- モジュール組み立て式。窓と扉の取り付け位置は調整可能
- 太陽電池式のLED照明を採用。この照明で携帯電話の充電も可能
- 南京錠を使用して内側からも外側からも施錠可能
- 17.5m の家族用の生活空間